中井崇睦 Takayoshi Nakai

ギター

1992年2月15日生まれ、横浜市出身。14歳でギターをはじめ、単身アイルランドへ。音楽の街ダブリン・グラフトンストリートにて活動。2023年9月、アルバム『Medios Mixtos』(作曲・演奏:中井崇睦)ストリーミング配信開始。静寂と爆発、一本のギターで世界を創る。
【TAKAYOSHI NAKAI OFFICIAL WEB】
https://takayoshinakai.com/
【YouTube】
https://www.youtube.com/channel/UCV0RWUCezMqHE6WXffCRXWg
【Instagram】
https://www.instagram.com/dokuso_gt/

Creation on One Acoustic Guitar.
一つのことを極めたい。
17歳になる頃、それはギターなのだと決めた。
なにより自由になりたかった。
はじめのうちは奇をてらうことばかり考えた。
そんな模索は、ただうるさいだけだとわかってきた。
ギターを叩いても、ドラムやパーカッションには敵わない。
変わったことをするほど、ギター性が薄れてゆく。
本質はもっとシンプルなところにある。
派手で目立つことをしていれば自分らしくなるわけではない。
一人ひとりの話し方が違って、個性が会話に現れるように、
勝手に自分の形になるのではないか。
音楽はエンタメでなくて良い。
祈りで良い。
音楽という存在を愛し、すべての人と分かち合うことをすればいい。
クリスチャンである両親に与えられた
『崇睦』という名に感謝する時が来た。
意味は偉大なるものを崇め、全ての人と親しむこと。
ギターの最大の魅力とは、かっこいいことに尽きる。
その音と存在感で、かつて少年たちの憧れをかっさらっていった。
移り変わり激しいエンタメの世界において、
憧れの中心に躍り出た幸福な楽器は多くない。
終わらせてはならない。これは全ギタリストの責任だ。
ギターを弾くということは、なによりかっこよくなければならない。
── 中井崇睦